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No.21

152: ◆G0J6177cRc:2022/12/12(月) 22:30:42 ID:NpLw5N4Y0




むつかしいのってむつかしいからやだってなっちゃうこと、あるでしょう?
でもむずむずっとするそれが気持ちいいってことも、あるでしょう?

わかってくれなくてもいいんだけど、わかってくれたら嬉しいな。
そーゆー感覚あるよねオッケー! ってことで。よろしい?
よろしくなくても続けるからヨロシク。

なぁんかむつかしいけどなぁんか夢中になっちゃうお話ってまるで音楽みたいねって思うの。
夢中になっているとリズミカルで心地いいのが脳みそにじんわり溢れるの。
それで痺れる面白い中身が詰まってるんだからたまらないね。
速く激しい怒涛の加速は、置いてけぼりにするかと思いきやぐぅるんぐるんと絡めて離さない。


始まりはことのほか、寝起きのベッドくらいにゆっくりと。


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153: ◆G0J6177cRc:2022/12/12(月) 22:34:27 ID:NpLw5N4Y0




昨晩の睦事を匂わせるとってもナイスな寝起きの女の子。
夢みたいに鮮やかで軽やかで、それでいて不可解さがチラリズムのステキなシーン。
先に起きてた恋人といちゃいちゃして、顔でも洗ってさあ朝食にしましょう。
恋人お手製のいい匂いがしているのだから。


なんて思っていると。
甘酸っぱい日常が捲れる急速な理不尽。


一方で隣室の父親は娘におやさしい言葉をかけて……
三人はいざ……
あら、人数が? 三人ってだぁれ?

バー&ダイナーのマスターのワイルドさにハラハラしちゃったりして。
圧倒的に美しい存在が慈悲深いってゾクゾクしてお腹が空いちゃう。食べて! なぁんて。


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154: ◆G0J6177cRc:2022/12/12(月) 22:36:32 ID:NpLw5N4Y0




ああ! これ以上は!


エロチックでグロテスクでバイオレンス。そして不思議とチャーミング。
血がぶしゅう!内臓びゃあん!なアトラクション的スプラッタ作品とは違うんだけれど、
作中の猟奇的な表現やストーリーラインがオススメポイントだったりするからちょおっと閲覧注意かも。
清少納言さながらの描写に逐一驚いてほしいな。

言いたいことは山ほどあるけど、口下手だから加減が難しいんだってば。


お話はまず『ア』。
それから舌を一つ跳ねさして『レ』。
唇をちょっと尖らせて、次は舌を引っ込めて。
お察しの人は、ご一緒に。


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155: ◆G0J6177cRc:2022/12/12(月) 22:37:24 ID:NpLw5N4Y0





『Allegro agitato e presto』
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